2018年10月17日に正式リリースされた、サンドボックス型SFコロニーシムゲームRimWorld。
神ゲーと評判のゲームですが、難易度の高さに攻略できず序盤で投げ出してしまった人も多いのではないでしょうか?
今回は、これからRimWorldに挑戦する初心者に向けて、1年目を乗り越えるポイントを紹介します。
1年目を乗り越える頃にはゲームにも慣れ、RimWorldが神ゲーと呼ばれる理由に気がつくはずです。
ぜひ諦めずに挑戦して、RimWorldを攻略してください!
拠点建設地点を選択する
ゲームを開始すると、入植者と呼ばれるキャラクター達は広大な大地に放り出されます。
まずは地形を隅々まで確認して、拠点を建設する場所を選びましょう。
作った拠点を解体して再建設するのは手間が大きいので、増築を繰り返して広げていくイメージで土地を確保するとよいでしょう。
ゲームを進めていくと、他派閥や野生動物が拠点を襲撃してくることがあります。
画像の赤点線のように、防壁に自然の地形を利用しつつ拠点を広げていくと建設が楽になります。
青点線で囲っているエリアは古代の遺跡です。
中にはレアアイテムが隠れていますが、高確率で危険な生物が守っています。
序盤では到底歯がたたない相手なので、怪しい壁は破壊しないようにしましょう。
古代の遺跡に近づくと「太古の脅威」と警告メッセージが表示されるので、簡単に見分けることができるでしょう。
拠点を選ぶ時に考慮しておきたいのが、間欠泉の位置です。
マップには煙が噴き出している間欠泉が存在する場合があります。
序盤では有効利用することはできませんが、ゲームが進むとこの間欠泉を利用した地熱発電を行うことが可能になります。
地熱発電は電力を安定して大量に入手可能な発電方法なので、拠点は間欠泉の近くに建設するのがおすすめです。
拠点を建設する
建設地点を決めたら、拠点の建設を始めましょう!
拠点を建設するにあたり、まずは資材を保管する場所を指定しておきます。
アーキテクトのゾーンから『備蓄ゾーン』を選択します。
MAP上を範囲選択できるようになるので、任意の場所を選択しましょう。
選択した範囲に入植者がアイテムを保管するようになります。
別の場所で「備蓄ゾーン」の選択を行うことで、保管場所を増やすことが可能です。
アイテムは野外に置くと、劣化し消失してしまう物もあります。
劣化する物は、早めに室内に保管するようにしましょう。
設定した備蓄ゾーンは、ゾーンごとに設定を変更することが可能です。
備蓄ゾーンをクリックし『保管』ボタンを押しましょう。
すると、保管対象アイテムを選択するメニューが表示されます。
保管対象アイテムを指定すると、アイテムごとに場所を分けて保管することが可能になります。
材料不要で作成可能な寝床も、忘れずに作成してください。
地面で寝ると、入植者の心情が下がってしまいます。
建物が建つまでは野宿になってしまいますが、必ず初日に人数分の寝床を作成しましょう。
ゲーム開始直後でも、沢山の設備が建築できて目移りしてしまいますよね。
ここで、優先的に作成したい設備を紹介します。
ベッド | 夜間に入植者が休む |
テーブル | 入植者が食事をとる際に使用する |
ダイニングチェア | テーブル・娯楽設備・製造設備に向けて設置する 座ることで心情や作業に良い影響がある 資材が少なければスツールでも可 |
トーチランプ | 木材を燃料とする照明 定期的に木材を補充する必要がある |
食肉加工台 | 動物の死骸を食肉加工したり、ペットフードを作成することができる |
カマド | 料理を作ることができる |
資材が集まってきたら、部屋を分けたり新しい家具を設置したりと、拠点をアップグレードしていきましょう。
作物を育てる
RimWorldの世界で生き抜くためには、安定した食料確保の手段は必須です。
まずは農業を行い、作物を収穫しましょう。
農業を行うにはアーキテクトのゾーンから『農業ゾーン』を選択し、MAP上の任意の範囲を選択しましょう。
日光がないと成長が止まってしまうので、屋根のない場所を選択してください。
農業ゾーンの選択が完了すると、入植者が自動で種まきから収穫まで行います。
栽培する作物はデフォルトでジャガイモが設定されているので、ジャガイモ以外を栽培したい時は農業ゾーンをクリックして、『植物』から植える種を選択しましょう。
序盤はデフォルトのジャガイモを栽培しておけば問題ありません。
動物を育てる
動物を育てることで、肉や卵といった食料や裁縫の素材となる羊毛などを入手できます。
動物を飼育するには、囲いを作りその中にペンマーカーを設置します。
囲いはフェンスでも壁でも構いません。
囲いが空いていたりペンマーカーを未設置だったりすると、動物は野生に帰ってしまうので注意が必要です。
なお、制限ゾーンといわれる行動可能範囲を設定することができる動物がいます。
肉食獣などがその例で、制限ゾーンの中を自由に動き回り、ゾーン内に置いてある食料を食べます。
そのような制限ゾーンを設定できる動物は、ペンマーカーを設置する必要はないので覚えておきましょう。
画像の緑色で囲われた部分が、放牧ゾーンになります。
ペンマーカーをクリックすると、「栄養の成長量」と「栄養の消費量」が表示されていますね。
「栄養の成長量」が「栄養の消費量」を上回っている間は、動物は自然に生えてくる草を食べて成長します。
「栄養の消費量」が増えると動物のエサが足りなくなり、牧草やペットフードといったエサを与える必要がでてくるので注意しましょう。
他派閥と交易を行う
食料やアイテムを手に入れる手段に、他派閥との交易があります。
交易を行うと自分達では製造できないアイテムも入手できるので、積極的に利用していきたいですね。
交易を行うには、ワールドマップから自分の拠点を選び『キャラバン隊を編成』を選択します。
目的地の選択を求められるので、目的地を右クリックします。
すると、目的地に赤いマーカーが表示され、ルートが白い線で表示されましたね。
目的地に間違いがなければ『受諾』ボタンを押します。
複数個所を右クリックすることで、経由地を設定することも可能です。
『受諾』ボタンを押すとキャラバン隊の編成画面に移動するので、メンバーと荷物を選びます。
交易で売りたいアイテムや動物を選択して、キャラバン隊に編成しましょう。
持ち運べる荷物の量は編成した入植者の最大積載量によって決まりますが、画像のヤクのように荷物を運べる動物を編成することで積載量を増やすことができます。
荷物の積み込みが終わったら、『出発する』を押してキャラバン隊の編成は完了です。
RimWorldの世界の通貨となるシルバーも、忘れずに積み込むようにしましょう。
キャラバン隊が目的地に到着するとメッセージが表示されるので、ワールドマップを確認します。
ワールドマップで目的地をクリックすると、『貿易』を選択できるようになっているので、『貿易』ボタンを押して取引開始です。
拠点に帰りたい場合は、ワールドマップで拠点を右クリックした際に表示される『〇〇(拠点の名前)に入る』を選択すると、キャラバン隊が帰還します。
派閥によって買取りアイテムは異なります。
交易を行う前に、ワールドマップから各派閥の買取りリストを確認しておきましょう!
1年目を乗り越える
RimWorldの1年間は春・夏・秋・冬の四季があり、季節は15日で切り替わります。
ゲームを始めたばかりだと、この慌ただしく過ぎていく季節についていくだけで精一杯ですよね。
ここではゲームシナリオを不時着で始めたと想定して、各季節を過ごすうえでのポイントを紹介します。
春の過ごし方
1年目の春は資材採取に建築と、やることが盛りだくさんです。
まずは、畑の設置と屋根のある建物の作成を最優先で行いましょう。
大きな畑を作りたくなりますが、大きいほど入植者の時間をとられてしまうので、最初は10×5程度の広さがあれば十分だと思います。
春は自然の植物も育ち動物も多いので、採取と狩猟だけでも十分な食料が確保できます。
食料が確保できたら、クーラーと火力発電(樹)を設置して冷凍庫を作りましょう。
食料は常温では徐々に腐敗してしまいますが、冷凍庫で保管することで腐敗を止めることができます!
冷凍庫にしたい部屋の壁にクーラーを設置し、火力発電(樹)から電力線を繋げば冷凍庫の完成です。
クーラーをクリックして設定温度を下げて、部屋の温度をマイナスにします。
保管したアイテムをクリックして、冷凍(永久保存)になっていることを確認しましょう。
クーラーと火力発電(樹)を作るにはコンポーネントというアイテムが必要になりますが、シナリオを不時着で始めていれば十分な量を保有しているはずです。
ただし、冷凍庫の建設にはいくつか注意点があるので、以下のポイントを参考に作成してください。
- クーラー・発電機・電力線は室内に設置する
雨に濡れると故障の原因となり、最悪火災に発展します
屋根の下に設置しましょう - クーラーの向きに注意する
クーラーの赤い三角側が温風、青い三角側が冷風です
クーラー稼働中は、温風側の気温が上がることも注意してください - ドア開閉により冷気が逃げるので対策する
ドアを開けると冷気が逃げて、室内の気温が上がってしまいます
二重扉にして冷気が逃げるのを防ぎましょう - 発電機の周りの温度に注意
発電機の周囲は温度が高温になります
冷凍庫からは離して、石壁などで囲うようにしましょう - 最初は部屋は狭く作る
部屋が広いと温度が下がりにくくなります
最初は最低限の食料を保存するだけの広さで作りましょう
拠点の簡単な防衛もしておきましょう。
動物や他派閥からの襲撃が起きた時には、入植者が逃げ込む場所が必要です。
画像のように扉と木製スパイクトラップを設置すると、敵の侵入を防ぐことができます。
入植者は扉を通れますが敵は扉を通れないため、自動でトラップにかかる仕組みです。
また、春の間にミシン台で衣服を作成しておきましょう。
衣服には夏の暑さと冬の寒さを緩和する効果があるので、人数分は作成しておきたいですね。
夏の暑さ対策には、断熱効果のあるカウボーイハットとダスターコートがおすすめです!
衣服の材料には木綿を植えて収穫できる布を使用しますが、木綿は成長までに8日分の日照時間が必要になります。
成長に時間がかかるので、早めに農業ゾーンを設定しましょう。
あまり広いエリアを設定しても人手が足りなくなるので、5×5程度の広さがおすすめです。
食肉加工時に生産される皮を、衣服の材料に使用することもできます。
狩猟主体のプレイスタイルであれば、木綿栽培の優先度は下げても大丈夫です。
夏の過ごし方
夏は春に引き続き、資材採取と建築を行います。
最高気温が低いエリアでプレイしている場合は、春と変わりのない生活が送れると思います。
農地と拠点を拡張していきましょう。
入植者の手が空いているなら、研究を行ってもよいですね。
栄養は低いですが、常温でも長期間保存できるぺミカンの研究がおすすめです。
夏に警戒したいのが、気温が40℃を超える熱波のイベントです。
熱波のイベント発生中に外で入植者に作業をさせていると、熱中症を発症し最悪命にかかわるので、室内で作業をさせるようにしましょう。
クーラーを設置した涼しい部屋を作って休ませることも検討してください。
冬に向けて、食料の備蓄も考えておきましょう。
序盤で作成できる一番簡単な料理は「簡単な食事」です。
この「簡単な食事」を1つ作るのに、食肉・野菜・その他の中から合計10個の材料を消費します。
入植者は1日2回食事をするので、冬を備蓄の食料だけで乗り越えようとすると、入植者1人あたり300個の材料を保管しておく必要があります。
膨大な量に思えますが、ジャガイモは1マスに対して11個収穫(ゲーム難易度が下がると収穫数は増加します)できます。
夏から準備をしておけば、容易に集めることができると思います。
秋の過ごし方
秋になると気温が下がり冬の気配がしてきますね。
冬になり気温が下がりすぎると、作物は枯れてしまい動物も少なくなります。
秋の間に、冬に備えて農業と狩猟を行い食料を備蓄しましょう!
冬の間は部屋の中で過ごすために、電気ストーブを設置します。
部屋に喚起口を設置すると、隣接した部屋の気温を一定に保つことができるので活用しましょう。
クーラーを設置するという方法もありますが、クーラーの消費電力が200Wなのに対して、電気ストーブの消費電力は18Wです。
電力が十分に確保できない序盤の暖房は、電気ストーブでまかないたいですね。
冬の間は木々の成長も遅くなります。
暖房を動かすためには電力が必要になるので、発電機(樹)を使用する場合は燃料となる木材も忘れずに備蓄しておきましょう。
資材に余裕があるなら、風力発電機を作るという選択肢もあります。
冬の寒さ対策に、衣服も忘れずに準備しておきましょう。
保温効果の高いパーカーやニット帽を作成しておくのがおすすめです。
冬の過ごし方
いよいよ厳しい冬の到来です。
冬の間は食料の入手が難しくなるだけでなく、寒さが厳しくなると凍傷になることもあります。
凍傷は最悪命にかかわる場合もあるので、冬の間はできるだけ部屋の中で過ごしたいですね。
彫刻台やストーンカッターなど、普段は手が回らない作業をこなして過ごすのがおすすめです。
彫刻台で作品を作っておけば、交易でシルバーに変えることができます。
ストーンカッターでブロックを作っておけば、春からすぐに建築に取りかかることができますね。
研究も入植者の手が空く冬の間に集中して進めてしまいましょう。
バッテリー・太陽光発電・地熱発電といった電気関係は、早めに研究してしまうのがおすすめです。
電力を安定させることで、2年目以降の生活が楽になります。
まとめ
RimWorldの1年目を乗り越えるポイントを紹介しましたが、いかがでしたか?
無事に1年目を乗り越えることができたでしょうか。
最初は難しく感じるRimWorldですが、1年目を乗り越えるとその楽しさが分かると思います。
今回紹介したのはRimWorldのシステムのほんの一部なので、ぜひ2年目以降はいろいろなことにチャレンジしてゲームを楽しんでください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
初心者向けのゲーム設定をこちらで紹介しています。
難易度が難しいと感じたら、ご活用ください。
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