今回は、広大な海を舞台にしたオープンワールドサバイバルゲームのRaftをご紹介します。
2019年3月13日にアーリーアクセスを開始。
2022年6月21日に大型アップデートが行われ、正式リリースとなりました。
広さが限られたいかだの上で採取・クラフト・建築を行うという、発売当時類を見なかったゲームシステムとなっています。
概要
発売日 | 2019年3月13日(アーリーアクセス開始) 2022年6月21日(正式リリース) |
発売元 | Axolot Games |
対応機種 | Windows |
ジャンル | オープンワールドサバイバル |
マルチプレイ | 可(人数制限はないが8人以下を推奨) |
価格 | 1,980円 |
日本語プレイ | 可 |
ストア | <こちら> |
攻略Wiki | <こちら> |
ゲーム紹介
Raftは海上が冒険の舞台ということもあり、資源集めや建築などの面で独自の魅力的なシステムを持っています。
また、難しいアクションは必要ないので、基本的なシステムを理解すればゲームの得意不得意関係なく楽しめるゲームバランスになっています。
ここからはRaftの各システムにスポットを当て、その魅力を紹介していきたいと思います。
どうぞ最後までお付き合いください。
海原の謎を解き明かすストーリー
冒険は人一人がやっと立てる広さのいかだの上から始まります。
初めていかだの上に降り立ったとき、プレイヤーは自分がこの場所に居る理由すらわかりません。
持っているのは一枚の写真が貼られた手帳のみ。
この手帳を頼りに、プレイヤーは生き残った人々を探すため海に漕ぎ出すことになります。
スタート時はあまりに情報が少なく、最初は放り出されたように感じて戸惑うかもしれません。
しかし、潮の流れに乗っていかだは進むべき方向へ勝手に進んで行くので、比較的迷うことなく冒険を楽しむことができます。
途中ヒントを拾うことで手帳に情報が追加されるので、中盤にさしかかると潮の流れに頼らずとも進むべき道が見えてくるでしょう。
ストーリーを進めるなかで、プレイヤーはさまざまな建造物を巡ることになります。
海に沈んだ廃墟や人が住んでいたであろう陸地など、心細さを感じる航海では人の気配を見つけるだけで感動してしまうかもしれません。
航海と探索を繰り返し、生き残った人々を見つけ出しましょう。
海上ならではの資源入手方法
通常のサバイバルゲームであれば、木が欲しければ周囲を探し木を切ればよいでしょう。
しかしRaftではプレイヤーが立っているのは海の真ん中です。
周囲を見渡しても木は見つかりません。
では、どうやって資源を入手すればよいのでしょうか。
Raftでの資源の入手方法は大きく分けて3つあります。
- 海を流れている資源を拾う
- 海底に潜って資源を拾う
- 陸地を探索して資源を拾う
海を流れている資源を拾う方法が、序盤の主な資源入手方法になります。
海に漂う資源にフックを投げ、引っかかったものを取得するのです。
もどかしく感じることもあるかもしれませんが、資源が多量に入ったタルや箱が流れてくることもあるので、フックを投げる先を調整することで効率良く資源を入手することができます。
冒険が進むと自動で資源を入手する設備などもクラフト可能となるので、さらに入手が楽になりますね。
海底に潜って資源を拾う場合と、陸地を探索して資源を拾う場合は、比較的まとまった量の資源を入手できます。
ただし、Raftでは資源回収可能な海底と陸地の場所は限られています。
まずは資源を拾うことに適した海底と陸地を探す必要があるのです。
いかだは常に流されていて戻るという行為が難しいので、採取ポイントを見つけた場合は取りこぼしのないように探索しましょう。
クラフトに建築にと常に必要となる資源。
サバイバルゲームとしては資源が入手し辛いゲームのため、作りたいものはあるのに資源が足りないという場面が多々発生すると思います。
ゲームの進行度合いによって不足する資源も変わってくるので、必要な資源がある場所を重点的に探すなど工夫しつつ乗り切っていきましょう。
レイアウト自由自在!多彩な建築要素
狭いいかだの上からスタートするRaftですが、他のサバイバルゲームと比較しても建築の自由度が高いです。
建築を行う場合、まずは床・壁・屋根などの部品から設置したい部品を選ぶことになります。
部品ごとにさまざまな形が用意されており、素材の変更を行うことも可能です。
選択した部品を組み合わせて理想の建造物を作成していきましょう。
いかだが大きくなると速度が落ちるというデメリットはあるものの、いかだ上にはほとんど制限なく部品を設置できるので、物凄く大きないかだを作って巨大建築を!なんていうことも可能です。
個性を存分に発揮し自分好みのいかだを作り上げましょう。
さらにRaftには、建築部品だけではなく家具や装飾品も多数用意されています。
内装にまでこだわって建築を始めると、時間がいくらあっても足りないかもしれません。
冒険の効率に特化するもよし、見た目に特化するもよし、十人十色の建築が可能になっています。
旅を彩る海洋生物
人の消えた世界を旅するRaftですが、旅の途中でさまざまな動物たちと出会うことになります。
ここではその動物たちを幾つか紹介したいと思います。
ぜひゲームをプレイして見つけてみてください。
最も遭遇する確率が高いのは、Raftの代名詞ともいえるこのサメでしょう。
サメは執拗にプレイヤーのいかだを追ってきます。
いかだから落ちたプレイヤーを襲い、定期的にいかだを破壊していく厄介な相手です。
装備が整ってくると倒すことも容易ですが序盤ではなすすべもなく、非常に強敵といえます。
友好的な海洋生物としてはクジラ、カメ、イルカ、アカエイ、クラゲが海を泳いでいます。
航海中に出会えたらラッキーかもしれません。
アーリーアクセス開始時にはサメのみの寂しい海でしたが、正式リリースまでのアップデートで多数の海洋生物が追加されました。
航海の際には彼らを探してみてください。
友人達と海を旅するマルチプレイ
Raftはマルチプレイに対応しています。
シングルプレイならではの楽しみ方もありますが、フレンドを誘って建築や探索を一緒に行うとまた違った楽しさを見つけられます。
マルチプレイのホストの始め方は簡単で、世界を開始する際に「フレンドなら参加可能」または「誰でも参加可能」を選択します。
この設定はゲームを開始するたびに指定可能なので、シングルプレイの世界を途中からマルチプレイで遊ぶということも可能になっています。
マルチプレイの人数ですが、なんと制限なしとのこと。
ただし、推奨人数は8人以下のようです。
一人でも狭く感じるいかだからのスタートを8人以上で行うとなると、どのような生活になるのか想像もつきません。
過去に4人マルチプレイの経験がありますが、全員がバラバラに行動していても何事も問題なくプレイすることができました。
稀にマルチプレイ中にプレイヤーが離れると挙動がおかしくなってしまうゲームもありますが、Raftを4人で遊ぶうえではその心配はないようです。
プレイヤーを集められる機会があれば、8人以上のマルチプレイにもチャレンジしてみたいですね。
まとめ
今回ご紹介したRaftは、以下のような方におすすめできるゲームです。
- 制約があるなかでさまざまな方法を駆使し、資源を集めることに楽しさを感じる方
- 建築が好きな方
- 生き物と戯れつつ海上を旅したい方
- 大人数でワイワイとマルチプレイを楽しみたい方
RaftはSteamのセールで割引されることも多いゲームです。
興味のある方は、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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