【Terraforming Mars攻略】テラフォ初心者のための攻略ガイド

ボードゲーム

 1プレイが長いテラフォーミング・マーズだけに、慣れない内によく分からないカードを大量に抱えた挙句、大して何もできず大差で負けてしまうとゲーム自体に嫌な印象が残ってしまいます。
 そんな「もったいない」経験をせっかくsteam版『Terraforminng Mars』購入に踏み切った皆さまにさせないためにも、本記事では序盤から終盤に分けて「ピック・プレイすべきカード」や「盤面で行うべきこと」を紹介していきます。

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カードのピックとプレイの優先順位について

そもそもその世代(ラウンド)でプレイできそうにないカードはピックしない!

 テラフォーミング・マーズにおいてカードピックは、一番実力が出やすい場面かもしれません。

 オールユニークで200枚近いプロジェクトカードの中から4枚引くとして、どれを買い、どれを捨てるか。
 この選択次第で勝負は分かれますし、中にはその選択そのものが悪手となる可能性もあります。
 その中で最も初心者がやりがちなミスは「序盤に強い効果を持つカードをピックし過ぎること」です。

 え? どうして強いカードなのにピックしてはいけないかですって?
 実際にプレイされた方なら分かるとは思うのですが、テラフォーミング・マーズの序盤戦はすぐにお金が無くなり、できることがなくなってしまいます。
 そのため「効果が複数あって強いけど高い」カードを序盤にピックし過ぎると、びっくりするくらいに序盤の動きが止まります。
 そしてその間に着々と生産を増やした対戦相手にアドバンテージを取られて、いつの間にか出遅れてしまうのです。
 案外カードを買うコストとしてかかる1枚3MCというお金は、序盤だと痛いものです。
 毎ラウンド研究フェイズがあることを考えれば、よほどのことがない限りそのラウンドでプレイできるカードのみをピックする方が無難でしょう。

序盤はひたすら資源の生産量を増やす!

 では、序盤はどのようなカードをピックすればよいでしょうか。
 答えは簡単で、各生産を上げられる安いカードをピックし、即プレイすべきです。
 特にMC・建材・チタンに関しては次の世代から分かりやすく使えるお金が増えるため、序盤から積極的に伸ばすことで中盤以降の手数が大きく増えます。

 また、気温等のグローバルパラメータ―で「最小〇〇以上」という条件が付いているカードはなかなか序盤にプレイできないため、抱えておく必要はありません。

 逆に考えると、序盤から気温等を上げる体勢を整えられるか否かで、中盤以降抱えられるカードプールが大きく変わってきます。
 たとえば発熱産出を上げることで気温を上げやすくすれば、中盤以降「気温〇〇以上」という条件付きのカードを安心して購入できます。
 そのため序盤はMC・建材・チタン・発熱産出を少しずつでもいいから安くで伸ばせるカードを積極的にピックすると良いでしょう。

中盤は盤面干渉できるカードとプレイ可能な資源点カードを企業に合わせてプレイする

 中盤以降は企業によって伸びやすい部分と伸びにくい部分が出てきます。
 理想を言うなら「緑地化や都市配置や称号褒章による盤面点を伸ばしつつ、カード点数やTRも稼いでまんべんなく高得点を取る」ことが重要です。
 ただ、慣れない内にあれもこれもと要素を盛り過ぎると、結局資金や資源が尽きて何もできず対戦相手に差をつけられてしまうのも事実です。
 そのため、ゲームに慣れない内は初手の企業選びで、特定の戦術に特化した企業をピックすると良いでしょう。

 例えばECOLINEは序盤から上げにくい植物産出を初期から上げることができ、さらに緑地化の要求植物も下げてくれるため、盤面点において強力なアドバンテージを与えてくれます。
 緑地化はするだけで1点行動になる上、配置ボーナスやTR上昇による収入と得点の上増し、さらに都市配置とセットで行うことで爆発的な盤面点を稼げます。
 他にもTHARSIS REPUBLICは都市配置を初期からできる上、都市が配置されるごとにMC産出が増加、しかも自身で配置したらさらに3MC獲得と都市配置に特化した企業です。
 初期財産が潤沢なことからかなりの強い企業と言えますが、その真価は緑地化と絡めた時に発揮されるでしょう。
 逆にsaturn systems等は得点源となりやすい木星タグのカードがプレイされるたび、MC産出が増えるという分かりやすいカードプレイ特化の企業です。


 また、phobologは初期MCは少ないものの初期資産としてチタン10個がもらえる上に、チタンの価値が上がるためかなりのアドバンテージを宇宙タグカードプレイ時に得られます。
 しかし、saturn systemsは木星タグ、phobologはチタン産出を伸ばすカードや宇宙タグのカードが引けない限りアドバンテージを得られません

 そのためカードプレイ特化の企業を選ぶ場合は同時にドローソースとなるカードも中盤までにプレイする必要があります。
 このように、盤面特化なら植物や都市配置に必要なMC産出量を増やすこと、カードプレイ特化ならドロー系のカードを構えつつ対応するタグのカードを連発すること。
 これらが中盤の基本戦術となるでしょう。

終盤は得点を伸ばしつつ対戦相手の点数源をカットする

 終盤はグローバル・パラメータも伸びてくるため、プレイ可能な条件付きカードも増えてきます。
 その中でも鳥類魚類のように資源を増やして点数を毎ラウンド増やせるアクションカード、さらには捕食獣のように対戦相手の得点源を奪って自分の得点にするカードはできるだけ早いラウンドでプレイするようにしましょう。

 また、褒章は積極的に開放できるものはしておきましょう
 たとえば20金で1位を取っても2位の対戦相手に2点が入るため、相対的には三点行動と考えると割高に感じるかもしれませんね。
 ですが、もし対戦相手に皆さんが2位すら取れない褒章を解放された場合は先に開放しなかった場合と比べてかなりの得失点差がうまれます。
 また、高得点を稼いでいる対戦相手が2位争いに絡めない褒章を選べば、その対戦相手の本来入るはずの得点源をカットすることにもなるため、非常に有効な一手となります。

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おわりに

 いかがでしたか?
 今回はテラフォーミング・マーズ初心者の方を主に対象とした、攻略情報をご紹介してきました。
 やるべきことや得点要素が非常に多いため、最初は何をしたらいいか分かりにくいテラフォーミング・マーズですが、今回ご紹介した通り初心者の方は何らかの「特化プレイ」を試すのが、分かりやすくゲームの醍醐味を楽しめると思います。
 本記事でご紹介した企業やプロジェクト・カード以外にもお気に入りのカードがございましたら、皆さんも是非コメントくだされば幸いです。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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