【Terraforming Mars 攻略】盤面やカードプレイで優位に立つために

ボードゲーム

 1プレイ2時間かかることも珍しくないテラフォーミング・マーズですが、せっかく長い時間プレイするのだから、ただなんとなくプレイするのはもったいないと言えます。
 今回の記事では、盤面での得点を稼ぐ方法と、カードプレイによる得点を稼ぐ方法に分けて、それぞれ有効な攻略法をいくつかご紹介していきたいと思います。

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盤面での得点を稼ぐ

称号・褒章は「無視」しない!

 テラフォーミング・マーズにおいて称号の5点は無視できません。
 もし、一人のプレイヤーに称号3つを独占されようものなら、それだけで勝負が決まってしまうと言っても過言ではないでしょう。
 テラフォーミング・マーズにおいて称号は「早取り」かつ「全体で3個まで」です。
 そのため、称号一つを取ることで自身が5点を獲得する以外に、他プレイヤーの盤面点5点をカットすることもできるのです。
 他プレイヤーが称号により獲得する5点と、自分が獲得できたはずの得点を得られないことによる5失点。
 この点数差を考えると、称号は少なくとも一つ、全力で獲得しなければなりません。

 褒章に関しても同じですが、こちらは何個目の褒章を開放するかで話が変わってきます。
 たとえば1個目の開放であれば8金で開けられるので、積極的に自分が5点を狙えるものを開ければ良いでしょう。
 ただし2個目3個目はそれぞれ14金20金と割高になっていくため、敢えて他プレイヤーに開けさせて、2位の2点を積極的に狙っていくのも一つの攻略法です。

緑地と都市タイルを大量配置する

 緑地タイルは1枚1点になるため、置くだけで点数が増えていきます。
 ただ、都市タイルは隣接した緑地タイル1枚につき1点(つまり最大1枚で6点分)となるため、どうせ緑地化するなら近くを一緒に都市化していく方がお得です。
 逆に、緑地タイルを単独で置き続けていると、その隣に他プレイヤーが都市タイルを置き、他プレイヤーにも得点が入ることにもなりかねません。
 緑地タイルを置く手番は、極力2アクションの内もう1アクションを都市タイル配置に費やしましょう。

盤面特化戦術に有効な序盤のカード

 称号や褒章・緑地化等に特化するプレイングと、カードプレイに特化するプレイングでは当然、ピックすべきカードや企業も異なってきます。
 まず初期に配られる企業カードを見てから「盤面展開するのが得意そうな企業だな……」「カードプレイしたらいいことありそう!」といった判断をしたらいいのですが、最初に決めたその戦術により、初期にプレイすべきカードを決めて、時には強力なカードもリリースしなければなりません。
 たとえば「ECOLINE」は緑地化のコストが植物一つ分安くなり、植物産出量も初期で増える、緑地化特化企業です。

 しかし、だからと言って緑地タイルをやみくもに置き続けるだけでは、他の企業に都市を置かれて結局アドバンテージを得られません。
 そのため、自身も都市化を進める必要がありますが、都市化にはお金が必要となることが多いため、メガクレジットの産出量を増やすカードが案外重要となってきます。
 また、ECOLINEは植物をたくさん産む企業なため、他の企業から植物を焼かれるリスクも増えてきます。
 そのため、相手に植物を焼かれないようにするカードをプレイしたり、貯まった植物はすぐに緑地化に使うといったプレイングも重要です。
 このように、盤面特化のプレイングをする際は、序盤からメガクレジット産出量と植物産出量を増やすカードと共に、称号を満たすために必要なタグを多く持つカードや、企業の特性に合ったカード、都市を配置できるカード等を多くプレイすると良いでしょう。

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カードプレイで得点を稼ぐ

資源を乗せるカードは大体たまると強い

「~するごとに〇〇1個をこのカード上に置く」と書かれたものやアクションで資源をカード上に置ける青いカードは、その資源数に応じた得点をゲーム終了時にもたらすものが多く、これらは時に1枚で10点以上の得点となります。

例えば画像の愛玩動物は都市が置かれる度にカード上の動物が増え、ゲーム終了時点で乗っている動物2個につき1点をもたらします。
つまり、ゲーム中に誰でもいいから都市が10個配置されれば5点ですし、20個あれば何と10点!
盤面戦術を展開する対戦相手への強烈なカウンターとなります。
他にも警備艦隊などはアクションでチタンを1払うだけで1点分の資源が乗る訳ですから、チタンさえ産出できれば1枚でラウンド数分くらいの得点は担保されるのです。
このように、資源を乗せてその数に応じて得点を得るカードは、カードプレイ特化の場合は特に積極的にプレイしましょう。

木星タグで大量得点を狙う

 カードの中には木星タグの数を参照するカードが何枚か存在し「プレイした木星タグ分TRを上昇させる」や「プレイした木星タグ分、ゲーム終了時に得点を加える」といった効果によりカード得点が跳ねる可能性もあります。

 特にヘラスのマップでは木星タグ3つで獲得できる称号もあるため、木星タグを集めること自体が優位にゲームを進めることに繋がります。
 ただし、木星タグ・木星タグを得点化するカードは共に枚数が多くないので、カードをドローする効果を持つカードを多くプレイして、少しでもコンボパーツが揃いやすくなるように進めましょう。

カードプレイ特化のために有効な序盤のカード

Point Lunaのように特定タグをプレイするごとに効果を発揮する企業の場合、カードプレイ数がモノを言うため、カード点を稼ぐのが手っ取り早いです。

 カードをたくさんプレイするにはメガクレジットがあれば一番ですが、建材やチタンも一部カードのプレイの際にメガクレジット代わりになるため、メガクレジット・建材・チタン等の産出量を増やすカードを序盤に積極的にプレイすると有効です。
 また、カードをたくさんプレイする場合「カードのプレイコストを安くする」青色カードは多少高くても序盤にプレイする価値があります。

 中にはプレイする条件が難しいものもありますが、多少無理してでも中盤までにプレイできれば大きな見返りがあるでしょう。

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おわりに

 今回は『テラフォーミング・マーズ』の攻略法として、盤面点を稼ぐ攻略法とカードプレイによる得点を稼ぐ方法を紹介してきました。
 おさらいがてらまとめてみると、

・盤面を揃えるにはメガクレジットと植物産出量を揃えつつ、関連した称号や褒章を優先的に取る。
・カードプレイの場合は建材やチタン産出に加えドロー系カードを揃える。

 といったプレイングが有効であると言えます。
 もちろんカードプレイに関してもタグ数や資源数等関連する称号や褒章はありますので、そちらも積極的に狙える場合は狙っていかないと取り残されてしまいます。
 また、植物タグのついたカード等、盤面特化プレイでも攻略に欠かせないカードは多くあるので、各ラウンドの研究フェイズで自分が購入可能なカードは良く吟味するようにしましょうね。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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