前回ご紹介した『イーオンズ・エンド」ですが、気になってインストールしてみたものの難しすぎてやる気が起きない、という方も中にはいらっしゃるかもしれません。
その通り。「難しい」とは聞いていても実際やってみると低級のボス相手ですら想像を絶する難しさなのがこの「イーオンズ・エンド」の特徴でもあります。
今回はそんな読者の皆さまのため、ソロモードでゲームをクリアするための攻略法をご紹介したいと思います。
デッキ構築について
宝石を買って選択肢を増やすゲームではそもそもない事を覚えよう。
デッキ構築ゲームというと、どうしても新しいカードを買って拡大、という印象があるかもしれませんね。
ですが、この「イーオンズ・エンド」は「デッキ構築=拡大再生産」という考え方をしていては絶対勝てません。
何故なら、選択肢を増やすよりも取れる時に高火力呪文を買うなり破孔を解放するなりして火力を叩きこみ続けないと、敵の攻撃を耐えきれないからです。
さらに、宝石が溜まり過ぎると宝石ばかりで「攻撃手段がない手札」というターンができてきます。
回復手段や防御手段の乏しい『イーオンズエンド」において、こうした手番は単にターンを浪費して体力を削る結果となります。
そのため、宝石の買いすぎには注意し、なるべく攻撃手段や手数を増やせるように序盤から立ち回る必要があります。
平均火力より一撃の火力を重視しよう。
コンスタントに全キャラで火力を出してHPを削り続けることも重要ですが、10点以上の大ダメージを1ターンで飛ばすなど、まとまったダメージを叩きこまないと、こちらの体力が尽きるまでに体力を削り切ることができなくなります。特に手数は正義です。
幸い『イーオンズエンド』はデッキ切れによるシャッフルが入らないため、ある程度カードの引き順をコントロールできるゲームです。
破孔の数と引ける攻撃呪文の数や種類をうまく計算しながら、相手のHPを削れるときにガンガン削っていきまじょう。
キャラクター毎の役割分担について
キャラ性能にあった構築と動きをしよう。
Steam版『Aeon’s End』では少し分かりにくいかもしれませんが、実は使用するキャラクターごとに性能差があり、それによって火力担当や支援担当といった分担をすることもできます。
ゲージがたまった時の必殺技はキャラによって能力が違う上にどれも強力な効果を持っているため、これを意識してデッキ構築や破孔の解放をプランニングしていくことも重要です。
また、初期デッキもキャラ毎に性能差があるのですが、正直慣れるまでは耐久戦なんてやってられないので、火力高めのキャラで早期決着を狙う方が良いように感じました。
火力担当の動きについて
火力担当の動きとしては、サプライにある呪文にもよりますがまずは破孔のオープンやフォーカスを中心に行い、手数を増やしつつ攻撃呪文をデッキに充実させていくことです。
強力な呪文さえ買えればいいやって思うかもしれませんが、このゲームの火力は思いのほか手数の多さに依ります。
さらに「Planar Insight」や「Chaos Arc」のように他の破孔を参照する呪文もあり、これらの火力はかなり破格の威力を持つ呪文となってきます。
当然、それなりのコストはかかってきますが、序盤からエーテルが多くて買える時は積極的にコスト5以上の呪文を買っていきましょう。
その他の小技
呪文の購入順と捨て札の順番について。
いくら火力が重要だと言っても、ただ闇雲に火力呪文を購入したらよいという訳ではありません。
というのも、サプライのカードには上限があり、5枚以上のカードを買うことはできないからです。
加えて、呪文をセットできる破孔の数が最大4つしかない事にも注意する必要があります。
例えば手札5枚が全て破孔にセットしたい攻撃呪文だった場合、必ず破孔にセットできない呪文が出てきてしまいます。
そうなるとせっかく買った攻撃呪文が無駄になるばかりか、デッキの回りも悪くなってしまうため、何度も引いて使いたいカードが一手遅れて、その一手差が致命傷に、なんてこともよくあります。
そうして手札に攻撃呪文が渋滞しないためにも、捨て札の順番を序盤からコントロールするなどして、攻撃呪文が固まり過ぎないようにドローの質を高めていきましょう。
とは言っても結局火力が正義!
なんだかんだ言っても、このゲームはHPが尽きる前に相手のHPを削り切るゲームです。
序盤から買える時に高価な攻撃呪文を握っておくか破孔を解放→できなければチャージor宝石購入くらいの考え方で基本は良いと思います。
ただし、攻撃に関してはできるだけネメシスが出してくる子分みたいな敵は放置しないようにしてください。
放置するととんでもない火力がまとまって飛んできたりもします。
・目の前の敵を愚直に全力で殴り切る。
・やられる前にやれ。
それがこの難しいゲームにおける最も有効な正攻法です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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